tobiha

About Tobiha Tobihaについて

Story Developer Comment

Story Tobihaが誕生するまで

一人ひとりを羽ばたかせる、
フィギュアスケート靴を目指して。

選手たちのトレーニング方法、演技の幅は広がり続けています。
一方で、怪我や自分らしいスケーティングに苦労している
フィギュアスケーターたちも少なくはありません。

だからこそ、
一人ひとりの目標へと向かいながら
選手のパフォーマンスを支えていきたい。

未来に羽ばたくフィギュアスケーターたちにとって、
新たな選択肢となっていくこと。
『Tobiha』が最高のパートナーとなれることを目指しています。

ティーワンと小塚崇彦さんが
パートナーになるまで

元々、長野オリンピック金メダリスト清水宏保さんの
スピードスケート靴の開発責任者だった松本は、
当時から開発のフィールドを広げて
「フィギュアスケート靴の開発をしたい」と思っていました。

スピードスケート靴の開発に取り組んでいくうちに、
「カーボンファイバーならば、
新しいフィギュアスケート靴にもアプローチできる」
と、直感的にそう確信していたのです。

ただ、それには共に開発を進めていくことのできる
トップフィギュアスケーターの協力パートナーが不可欠でした。

その想いを20年以上温め続けてきたある日、
「小塚さんと会ってみませんか?」
ティーワン代表の松本の元に清水さんから電話が入ります。
小塚さん自身もフィギュアスケートの未来に何かできることを模索しており、
独自のブレードを開発しているタイミングでした。

清水さんの電話の後すぐに、
小塚さんがティーワンのオフィスに訪れました。
カーボンファイバーの可能性、フィギュアスケート靴の未来について
話をしていくうちに2人は意気投合、
その日から、『Tobiha』開発へのパートナーになったのです。

ティーワン独自の技術力が
込められている

カーボンファイバーによる、
あらゆるものづくりに取り組んでいるティーワン。
主にレース向け自動車の部品、産業用品含め、
武田豊樹選手と競輪用シューズの共同制作を行うなど
清水さんのスピードスケート靴以外にも
カーボンファイバーを使用したスポーツシューズ開発を手がけてきました。

特に形状構造が複雑なもの、多様な金属や新しい素材を使ったものなど、
これまでは難しかったものまでもカタチにしていく。
その技術力と経験値が、ティーワンの強みです。

こうしたティーワンの長年の開発力における発想から、
フィギュアスケート靴に必要な“しなやかさ”と強度のバランスが取れる
そのための技術(特許取得済み)にたどり着くことができました。

これまで多くのスケーターの方々にご協力いただきながら
ようやくカタチになってきた、新しいフィギュアスケート靴。
いまもなお、選手たちと共に『Tobiha』の開発は続いています。

Deveroper Comment 開発者よりコメント

株式会社ティーワン 代表取締役 松本 哲也

『Tobiha』は、小塚さんをはじめ、多くのスケーターの方々の経験や想いが込められている、スケーターとカーボンメーカーが挑戦から生まれたスケート靴です。
調整に割いてきた時間を練習に、効率的に使えるようになるといった大きな強みがあり、その軽さとしなやかさは、選手一人ひとりの悩みや課題と向き合うパートナーになるはずです。
自分らしいスケーティングにつながり、これまで誰も到達できなかった記録へと挑戦すること。『Tobiha』から、フィギュアスケートの新たな未来がきっと始まると信じています。​

【PROFILE】
様々な優れた性質を持つカーボンファイバーを専門として、30年以上コンポジット業界に身を置き、
現在は主にレース向け自動車の部品、産業用品含め、カーボンファイバーを使ってあらゆるものづくりを行う。
以前いた会社では、長野五輪金メダリスト清水宏保さんのスピードスケート靴(今日のスピードスケート靴の原型にもなっています)の開発責任者。
1997年、長野オリンピック用スピードスケート靴の開発に携わる。その翌年、スピードスケート元日本代表選手清水宏保さんの靴製作を担当。さらに2002年にソルトレイクオリンピック用スピードスケート靴製作を任される。2012年には、新たに競輪用シューズを開発し、2014年に競輪用シューズを履いた武田豊樹選手GP優勝へと導く。その後、2019年からフィギュアスケート靴『Tobiha』の開発に着手する。ほかにも、F1、ル・マン24、スーパーGTなど多くの研究開発の実績がある。

フィギュアスケーター 小塚 崇彦

スケート靴を新調すると慣らすのに時間がかかり、多くのスケーターにとっての壁でした。『Tobiha』は、ティーワンさんならではの積み重ねてきたモノづくりの技術によって生み出され、個体差のない安定した品質の供給がなされています。
もちろん軽量化によるジャンプ力向上、体力消耗の低減、履き心地、ケガしにくく長くスケートを楽しむことができるなど、様々な点にこだわっています。人間の能力的に5回転が限界と言われていますが、そういったところを考えると人間の力を最大限発揮できる相棒になるんじゃないかなと思ってます。
『Tobiha』によって「する側」も「観る側」も世界が変わる。これからのスケート界が、より楽しみです。

【PROFILE】
幼少期には両親の方針により、フィギュアスケートの他に、アイスホッケー、体操など、様々なスポーツに従事。その後は2010年バンクーバーオリンピックに出場、2010年全日本選手権では優勝し、その後の世界選手権で2位となる。中京大学体育学部、大学院体育学を専攻し、スケート靴についての研究も行う。
現在は、トヨタ自動車の社員としてトヨタイムズ放送部に出演する傍ら、フィギュアスケートを始めとしたスポーツの普及活動を行う。一般社団法人日本フィギュアスケーターズ協会代表理事として小塚アカデミーを設立。老若男女にスケートを楽しんでもらう活動を行っている。元選手としての経験を生かし、フィギュアスケートやアイスホッケーのブレードやシューズなどの用具開発にも取り組む。
トヨタ自動車株式会社 社員、JOCオリンピックムーブメント・環境アンバサダー兼委員、スペシャル・オリンピックス日本ドリームサポーター、一般社団法人日本フィギュアスケーターズ協会代表理事、株式会社ティエスティジャパン専務取締役、FORM JAPAN ENTERTAINMENT 所属タレント。